「そして誰もいなくなった」と「十角館の殺人」の共通点とは?

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ミステリー小説としてとても有名なアガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を知っているでしょうか。ミステリー小説ファンであれば誰もが知っていて一度は読んだことのある小説ではないでしょうか。その「そして誰もいなくなった」と舞台がとても似ている、日本の小説家綾辻行人の「十角館の殺人」もとても有名な一冊です。そこで気になるのが、「十角館の殺人」は「そして誰もいなくなった」のオマージュなのか自分なりに考察をしてみました。

「十角館の殺人」は「そして誰もいなくなった」のオマージュ?

私はミステリー小説が好きなため、もちろん両方とも読んだことがあります。この2冊の共通点としては、孤島に行くというもの。「そして誰もいなくなった」では、ある人物から島への招待状が届き見知らぬ人物同士が島にあつめられた。その島は話題になっていたため招待された人も惹かれて参加したが、島には何もなくただ帰りの船が来るまで数日別荘で生活をするというもの。

一方、「十角館の殺人」ではミステリーサークルの仲間でいわく付きの島にみんなで泊まりに行くというもの。こちらも帰りの船は数日後しか来ないため、何が起きても島から出ることはできない。こういった島に隔離された状態がとても似ている。また、「十角館の殺人」ではまるで「そして誰もいなくなった」みたいだとの一文もある。これは作者がこれを読む読者は「そして誰もいなくなった」を読んでいるという前提で書いているのではないでしょうか。登場人物も読んでいて同じような環境に困惑している、読者からしても同じような環境でどのようなラストが待ち受けているのか楽しみになるという事を狙って書いていると考察します。

まあ筆者は何も言及してはいませんが、読んでいる人はみな分かっているのではないでしょうか。なので、まだどちらも読んだ事がないという方は「そして誰もいなくなった」を読んで「十角館の殺人」を読んだ方がより楽しめると思います。

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